本記事では、さまざまなメーカーや代理店が取り扱っているオイルパーティクルカウンタを一覧で紹介。
製品によって測定方式や対応する油種など、仕様は異なります。
自社の設備や管理体制に合った一台を選定する際に、ぜひお役立てください。
オイルパーティクルカウンタを選定する際に重要なのは、「自社の用途を明確にすること」です。
現場での抜き取り検査を行いたいのか、設備を常時監視して変化を捉えたいのか、あるいはラボ環境での精密な分析を目的とするのかによって、適した製品は変わります。
どの製品が自社の用途や運用条件に合っているか判断に迷う場合は、用途別に整理した「おすすめの3選」やトップページもあわせて参考にしてください。

運転中の油の状態を連続的に計測できるインライン方式の製品。
摩耗の兆候を早期に捉えることで、メンテナンス時期の判断精度向上や突発故障の防止をサポートします。独自の脱泡装置により気泡の影響を抑え、夜間や遠隔地でも安定した監視が可能です。

現場にて約90秒でオイルの汚染度を測定できる迅速性が特徴。ISO4406などの国際規格に対応した形式で結果を表示でき、流速オートコントローラーにより安定して測定が可能です。
現場での使いやすさを重視した設計で、多くの産業分野で活用されています。
インフラ事業での実績による「現場を知る商社」としての強みを持つ販売代理店です。
製品販売だけでなく、工事部門や研究開発部門と連携した、サポートも提供。現場環境に合わせた運用提案と迅速なアフターフォローが受けられます。
オランダ「RMF Systems」の日本代理店として、「コンタミネーションコントロール」の概念に基づいたトータルソリューションを提案しています。
測定器だけでなく、汚染を除去するための高性能ろ過システムも取り扱っており、測定から改善までのサイクルを一貫して支援できる点が特徴です。

現場での持ち運びやすさを追求したポータブル型の「LPA3」と、24時間常時監視が可能なインライン方式の「ICM」を展開。
建設機械のメンテナンス現場で培った知見を活かし、過酷な現場環境にも対応できる製品と、実践的なサポートを提供しています。

鉱油系だけでなく、生分解性作動油など幅広い油種に対応し、汚れや水分を監視できる製品です。
フィルタの性能低下を数値化してメンテナンス時期の最適化に役立つほか、CANopen通信対応により、重機や工場のIoTシステムともシームレスに連携できます。

ボトル採取したサンプルを評価するラボ用オイルパーティクルカウンタです。1回の測定で新規格(ISO4406など)と旧規格(NAS1638など)を同時に評価できるのが特徴。
独自の圧力ドームによる脱泡機能で気泡の影響を排除し、再現性高く測定できます。

常時監視用のインライン方式の「PC9001」と、現場へ持ち運べるポータブル型「FS9V2/FS9V3」を展開。
FS9V3はAI画像解析を搭載し、粒子の数だけでなく形状まで識別可能です。設備の異常原因を特定したい現場に適しています。

自動測定により人為的ミスの低減につながる「AvCount 3」と、小型で持ち運び可能な「ERACOUNT XS」などをラインナップ。
AvCount 3はタッチパネル操作で簡単に高精度な測定ができ、ERACOUNT XSは現場でラボレベルの信頼性あるデータを取得できる点が強みです。

カメラによる画像解析技術を用いたオイルパーティクルカウンタ。
粒子の数やサイズだけでなく、切削・滑り・疲労といった摩耗タイプ(形状)まで分類できるのが特徴です。校正が不要で、専門スキルに依存せずに再現性の高い分析結果が得られます。

潤滑油や燃料など多種類の液体を1台で測定できるポータブル型の「HIAC PODS+」や、医薬品・化学薬品の品質管理に対応した「HIAC 9703+」などを展開。
用途に応じた幅広いラインナップと、各国薬局方やFDA規則への対応力が強みです。

Wi-Fi接続により24時間リアルタイムで遠隔監視ができるインライン方式のパーティクルカウンタです。
汚染度・水分・温度を常時モニタリングし、異常があれば即座にアラームで通知します。油圧用・海洋用・航空機用と用途に合わせた3タイプを展開しているのも特徴です。

インライン方式の「CS 1000」と、ポータブル型の「FCU 1000」を展開しています。
CS 1000はオンライン監視により異常の早期発見に貢献。FCU 1000は現場へ持ち運んで汚れ・水分・温度を同時に測定可能です。常設用と巡回点検用、用途に合わせて使えます。

重量1.3kgというコンパクトな設計で、建機やモバイル機器への設置に向いているインライン方式の製品です。
稼働中のシステムを常時監視し、LEDやデジタル表示で汚染レベル(低・中・高)を即座に可視化できます。

配管に据え付けてデータを自動取得する方式により、抜き取り式では捉えにくい摩耗粉の傾向的変化を計測。設備状態を点ではなく傾向で把握可能。
装置ごとに異なる摩耗粒子のサイズに合わせて測定レンジを8つ設定可能。固定粒度では見逃してしまう変動も検知し、状態監視の精度が安定する。
PCから遠隔で状態変化の傾向を確認でき、夜間や遠隔設備でも見落としにくい。履歴はLAN経由で自動的に蓄積され、現場での記録作業を省ける。
| 計測方式 | 光遮蔽法 |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 5~150µm |
| 1回の計測液量 | 約20ml |
| 計測可能周囲温度 | RT(室温)~60℃ |
| 外形寸法 | 高さ290(+脚15)×幅285×奥行390(mm) |
| 重量 | 約22kg |

電源不要のバッテリー駆動で、成形機の裏や建機ヤードなど、電源が取りにくい場所でもそのまま測定できる。
測定後わずか2分でISO4406/NAS/AS4059の清浄度コードを表示するため、その場で結果が分かる。点検の流れを止めずに作業が完了する。
鉱油・燃料・Skydrolまで対応するため、油種が混在する現場でも使い回せる。台数を増やさずに済むためコスト効率が良い。
| 計測方式 | 光遮蔽法 |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | - |
| 1回の計測液量 | - |
| 計測可能周囲温度 | - |
| 外形寸法 | 高さ:277mm/長さ:240mm/幅:158mm |
| 重量 | 8kg |

4µm級の微小粒子まで安定して検出できるため、評価データの精度が上がり、品質保証の確度が高まる。
粒子を画像で取り込み、形状から摩擦・切削・疲労などの摩耗の種類を自動分類。発生メカニズムを特定し、再発防止の根拠づくりがしやすい。
清浄度コード(ISO/NAS)、粒子画像、形状分類の結果をレポートで出力。必要な証跡がそろった状態で提出できるため、監査や顧客説明の準備が短縮される。
| 計測方式 | 直接イメージング(CCDカメラ+レーザー照射) |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 4µm~100µm |
| 1回の計測液量 | 数mL |
| 計測可能周囲温度 | - |
| 外形寸法 | - |
| 重量 | - |