
オイルパーティクルカウンタを選ぶ際、自社の測定環境や管理目的に合った製品を見極めることが重要です。
本記事では、エスティーエムが取り扱っているオイルパーティクルカウンタである「AvCount 3」、「ERACOUNT XS」および「LaserNet 200」を例に挙げながら、製品の特徴やサポート体制について解説します。
自動パーティクルカウンタ「AvCount 3」は、測定条件のプリセット化と工程の自動化により、現場作業の再現性と処理効率を高めるモデルです。
航空燃料から潤滑油、作動油まで幅広いサンプルに対応し、高粘度向けの希釈プロトコルや14種類の測定メニューを標準搭載。
試料セット後はタッチパネルで条件を選ぶだけで測定が進行し、レーザー遮蔽法による結果を3分未満で取得できます。
煩雑な設定や前処理の差を抑えられるため、担当者間で測定品質を揃えやすい点が特徴。
既存の測定フローを簡略化しながら、安定したデータ取得を実現したい現場に向いた1台といえます。
小型パーティクルカウンタ「ERACOUNT XS」は、持ち運び可能な小型・堅牢設計で、現場でもラボグレードの精度を発揮するモデルです。
1000 cStまでの高粘度油を最大2barで測定でき、ISO 11171校正とNISTトレーサビリティにより、短時間で信頼性の高い結果を取得できます。
操作は測定と洗浄の2ボタンのみ。8つのパーティクルサイズチャンネルを備え、潤滑油の状態確認を現場で迅速に行えるため、設備の異常兆候を早期に把握しやすい構成です。
公式HPに記載がありませんでした。

| 計測方法 | レーザー遮蔽法 |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 4~70µm(c) ※要望に応じてより大きなサイズの校正も可能 |
| 1回の計測液量 | 80mL(IP 565、ASTM D7619の場合) ※他の方法では20mLから測定可能(フラッシュサイクル含む) |
| 計測可能粘度 | 1000 cSt @ 22℃ または 300 cSt @ 40℃ |
| 外形寸法 | 高さ370×幅230×奥行270(mm) |
| 重量 | 6kg |

| 計測方法 | 記載なし |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 4,6,14,21,25,30,38,70µm ※本体のみの操作では4,6,14µmの結果を表示 |
| 1回の計測液量 | 10mL/min |
| 計測可能粘度 | 1000cSt@22℃ または 300cSt@40℃ |
| 外形寸法 | 高さ260×幅200×奥行190(mm) |
| 重量 | 3kg |
エスティーエム公式に画像が見つかりませんでした。
| 計測方法 | 直接イメージング(CCDカメラ+レーザー照射) |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 4µm ~ 100µm |
| 1回の計測液量 | 数 mL |
| 計測可能周囲温度 | - |
| 外形寸法 | - |
| 重量 | - |
海外製品を輸入販売するだけでなく、導入コンサルティングからアフターサービスまでを一貫して行う「トータルサポート」を強みとしています。
先端機器は機能が複雑化しがちですが、同社では常に知識と技術のアップデートを行っており、ユーザーの業務負担を軽減するための運用を提案。
販売後も長期間にわたる保守サービスを確約しているため、設備を長く安定して使い続けることができます。
デモ機およびレンタル機の有無については、公式HPに記載がありませんでした。
輸入販売するオイルパーティクルカウンタは、現場で直面する異常兆候の早期把握や、油の清浄度管理における測定負荷の低減など、ユーザーが抱える課題に応じて選択しやすい構成です。
自動測定とデータ管理を重視し、測定品質のばらつきを抑えたい現場には「AvCount 3」、オンサイトで素早く状態を確認し、巡回点検の効率化を図りたい場合には「ERACOUNT XS」が適しています。
どちらのモデルも測定プロセスを簡略化し、限られた人員でも安定したデータ取得が行える点が強みです。
しかし、用途によって必要な機能は異なるため、他の製品も比較したい方は、当メディアの用途別オイルパーティクルカウンタをぜひご確認ください。
当メディアでは、設備の状態モニタリング、巡回点検、原因分析など用途別におすすめのオイルパーティクルカウンタを紹介しています。各製品の違いを見比べて、自社に合う製品を選ぶ参考としてください。
| 会社名 | 株式会社エスティーエム(STM Corporation) |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県入間郡毛呂山町川角502-6 |
| 電話番号 | 049-276-1060 |
| URL | https://www.j-stm.co.jp/ |

配管に据え付けてデータを自動取得する方式により、抜き取り式では捉えにくい摩耗粉の傾向的変化を計測。設備状態を点ではなく傾向で把握可能。
装置ごとに異なる摩耗粒子のサイズに合わせて測定レンジを8つ設定可能。固定粒度では見逃してしまう変動も検知し、状態監視の精度が安定する。
PCから遠隔で状態変化の傾向を確認でき、夜間や遠隔設備でも見落としにくい。履歴はLAN経由で自動的に蓄積され、現場での記録作業を省ける。
| 計測方式 | 光遮蔽法 |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 5~150µm |
| 1回の計測液量 | 約20ml |
| 計測可能周囲温度 | RT(室温)~60℃ |
| 外形寸法 | 高さ290(+脚15)×幅285×奥行390(mm) |
| 重量 | 約22kg |

電源不要のバッテリー駆動で、成形機の裏や建機ヤードなど、電源が取りにくい場所でもそのまま測定できる。
測定後わずか2分でISO4406/NAS/AS4059の清浄度コードを表示するため、その場で結果が分かる。点検の流れを止めずに作業が完了する。
鉱油・燃料・Skydrolまで対応するため、油種が混在する現場でも使い回せる。台数を増やさずに済むためコスト効率が良い。
| 計測方式 | 光遮蔽法 |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | - |
| 1回の計測液量 | - |
| 計測可能周囲温度 | - |
| 外形寸法 | 高さ:277mm/長さ:240mm/幅:158mm |
| 重量 | 8kg |

4µm級の微小粒子まで安定して検出できるため、評価データの精度が上がり、品質保証の確度が高まる。
粒子を画像で取り込み、形状から摩擦・切削・疲労などの摩耗の種類を自動分類。発生メカニズムを特定し、再発防止の根拠づくりがしやすい。
清浄度コード(ISO/NAS)、粒子画像、形状分類の結果をレポートで出力。必要な証跡がそろった状態で提出できるため、監査や顧客説明の準備が短縮される。
| 計測方式 | 直接イメージング(CCDカメラ+レーザー照射) |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 4µm~100µm |
| 1回の計測液量 | 数mL |
| 計測可能周囲温度 | - |
| 外形寸法 | - |
| 重量 | - |