Buhler Technologies/BPM-100

目次
Bühler Technologies BPM-100 製品画像
引用元:Bühler Technologies公式HP https://www.buehler-technologies.com/en/fluidcontrol/oil-condition-sensors/particle-monitor-bpm

本記事では、Bühler Technologiesが提供しているオイルパーティクルカウンタ「BPM-100」の特徴や活用例を紹介します。

光遮蔽法(レーザー方式)で油中の微粒子を連続的に監視できる本製品は、粒子汚染の変化をリアルタイムで把握することで油圧・潤滑システムの異常検知とメンテナンス時期の最適化につなげるパーティクルモニターです。

BPM-100の強み

光遮蔽法による正確な粒子検出と
4つの国際規格に対応

BPM-100はレーザーを用いた光遮蔽法(light obscuration)を採用したパーティクルモニターです。油中を通過する粒子が光を遮る量と回数から、粒子のサイズと数量を正確に検出します。抜き取り検査のような「点」の計測ではなく、連続モニタリングにより粒子の変化を迅速かつ正確に検知できるため、汚染の進行状況を追跡しやすくなります。

ISO 4406:99、SAE AS 4059、NAS 1638、GOST 17216の4つの清浄度規格に対応しており、国際的な基準での油の清浄度管理が可能です。コンパクトで堅牢な筐体設計により、振動や温度変化のある過酷な現場環境でも安定した計測を維持できます。

高耐圧・コンパクト設計と多様な出力信号で
既存システムに組み込みやすい

高耐圧設計によりバイパス回路での使用に適しており、稼働中のラインを止めることなく粒子監視を継続できます。スイッチング出力・4-20 mA・CAN busの多様な出力信号に対応し、既存のモニタリングシステムへの組み込みが容易です。
IO-Linkにも対応しているため、上位の制御システムやPLCとの連携もスムーズに行えます。

接続方式はMinimessまたはG1/4"に対応しており、配管への取り付けも柔軟に対応可能です。
本体のLCディスプレイでは直感的なメニュー操作による設定変更ができるため、現場での視認性・操作性にも配慮された設計となっています。

BPM-100の活用例

油圧システムの連続粒子監視で
コンポーネント損傷を予防

油圧パワーパックや潤滑システムでは、油中の固体粒子がバルブやポンプなどのコンポーネントに深刻なダメージを与えるリスクがあります。

BPM-100を設置すれば、連続的なパーティクルモニタリングで粒子増加の兆候を早期に捉えられます。
適切なタイミングでフィルタ交換やオイル交換を行うことで、コンポーネント損傷の予防とオイル交換間隔の延長につなげられます。高耐圧設計によりバイパス回路への設置にも対応しています。

BPM-100の仕様

Bühler Technologies BPM-100 製品画像
引用元:Bühler Technologies公式HP https://www.buehler-technologies.com/en/fluidcontrol/oil-condition-sensors/particle-monitor-bpm
計測方法 光遮蔽法(Light Obscuration)
検出粒子径範囲 記載なし
1回の計測液量 記載なし
計測可能粘度 記載なし
外形寸法 記載なし
重量 記載なし

BPM-100のサポート体制・
デモ・レンタル機について

Bühler Technologiesは、50年以上にわたりガス分析およびフルイドコントロール分野で製品の開発・製造・販売を行っている専門メーカーです。
油中粒子計測にとどまらず、油圧・潤滑システム向けのフィルタリング、冷却、レベル監視、温度監視、圧力監視など幅広い製品を取り扱っており、現場の課題解決を支援する製品ラインナップが整っているのが特徴です。

世界各国にディストリビューターネットワークを展開しており、各地域に担当窓口が設けられています。
製品に関する技術的な問い合わせや見積もり依頼は、公式サイトの担当窓口を通じて行うことが可能です。

デモ機やレンタル機の提供については、公式HPで確認できなかった為、詳細はメーカーへお問い合わせください。

BPM-100のまとめ

油圧・潤滑システムの保全コストを抑えながら、設備の安定稼働を維持したい現場に適したパーティクルモニターです。

光遮蔽法による連続粒子監視で、抜き取り検査では把握しにくかった粒子汚染の変化を継続的に捉えることができます。
ISO 4406:99をはじめとする4つの国際清浄度規格に対応し、スイッチング出力・CAN bus・IO-Linkなど多彩な出力信号により、既存システムへの統合が容易です。

コンパクトで堅牢な筐体と高耐圧設計により、さまざまな現場環境での使用に対応しています。多様な出力信号と多規格対応により、既存のモニタリングシステムに柔軟に組み込める点が、比較検討時のポイントとなります。

当メディアでは、設備の状態モニタリング、巡回点検、原因分析など用途別におすすめのオイルパーティクルカウンタを紹介しています。各製品の違いを見比べて、自社に合う製品を選ぶ参考としてください。

Bühler Technologiesの会社概要

会社名 Bühler Technologies GmbH
本社所在地 ドイツ(Ratingen)
電話番号 +49 (0)2102 4989-0
URL https://www.buehler-technologies.com/
用途別
オイルパーティクルカウンタ
おすすめ3選
設備状態モニタリング
変化を連続的に
捉えたいなら
PI-1000(東陽テクニカ)
東陽テクニカ公式サイト
※画像引用元:東陽テクニカ公式サイト(https://www.toyo.co.jp/lp/las/)
状態変化をトレンドで
捉えられる計測方式

配管に据え付けてデータを自動取得する方式により、抜き取り式では捉えにくい摩耗粉の傾向的変化を計測。設備状態を点ではなく傾向で把握可能。

設備固有の摩耗特性に合った
粒度で最適化

装置ごとに異なる摩耗粒子のサイズに合わせて測定レンジを8つ設定可能。固定粒度では見逃してしまう変動も検知し、状態監視の精度が安定する。

遠隔でチェックしながら
自動でログ蓄積

PCから遠隔で状態変化の傾向を確認でき、夜間や遠隔設備でも見落としにくい。履歴はLAN経由で自動的に蓄積され、現場での記録作業を省ける。

計測方式 光遮蔽法
検出粒子径範囲 5~150µm
1回の計測液量 約20ml
計測可能周囲温度 RT(室温)~60℃
外形寸法 高さ290(+脚15)×幅285×奥行390(mm)
重量 約22kg
巡回点検
清浄度をその場で
判定したいなら
Icount LaserCM(Parker)
Parker公式サイト
※画像引用元:Parker公式サイト(https://ph.parker.com/jp/ja/product-list/icount-lasercm-portable-particle-counter)
現場のどこでも使えるポータブル式

電源不要のバッテリー駆動で、成形機の裏や建機ヤードなど、電源が取りにくい場所でもそのまま測定できる。

ISO/NAS表示で
2分後には結果が出る

測定後わずか2分でISO4406/NAS/AS4059の清浄度コードを表示するため、その場で結果が分かる。点検の流れを止めずに作業が完了する。

複数の油種を1台で計測可能

鉱油・燃料・Skydrolまで対応するため、油種が混在する現場でも使い回せる。台数を増やさずに済むためコスト効率が良い。

計測方式 光遮蔽法
検出粒子径範囲 -
1回の計測液量 -
計測可能周囲温度 -
外形寸法 高さ:277mm/長さ:240mm/幅:158mm
重量 8kg
原因分析
不良原因や摩耗の種類まで
突き止めたいなら
LaserNet 200(Spectro Scientific)
Spectro Scientific公式サイト
※画像引用元:Spectro Scientific公式サイト(https://www.spectrosci.com/product/lasernet-200-series)
4µm級まで検出し、
品質判断の見落としを防ぐ

4µm級の微小粒子まで安定して検出できるため、評価データの精度が上がり、品質保証の確度が高まる。

粒子の形まで見え
原因特定が早い

粒子を画像で取り込み、形状から摩擦・切削・疲労などの摩耗の種類を自動分類。発生メカニズムを特定し、再発防止の根拠づくりがしやすい。

監査対応の証跡をまとめて出力

清浄度コード(ISO/NAS)、粒子画像、形状分類の結果をレポートで出力。必要な証跡がそろった状態で提出できるため、監査や顧客説明の準備が短縮される。

計測方式 直接イメージング(CCDカメラ+レーザー照射)
検出粒子径範囲 4µm~100µm
1回の計測液量 数mL
計測可能周囲温度 -
外形寸法 -
重量 -
用途別オイルパーティクルカウンタ おすすめ3選
用途別
オイルパーティクルカウンタ
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