
本記事では、STAUFFが提供するオイルパーティクルカウンタ「LPM-II-plus」の特徴や活用例を紹介します。
高性能LEDによる光遮蔽法(light obscuration principle)を用いた自動光学式パーティクルカウンタである本製品は、8つのサイズチャンネルでISO 4406:1999等の国際規格に準拠した汚染度を計測し、油圧システムの状態を連続的に監視できる製品です。
LPM-II-plusは、4、6、14、21、25、38、50、70µm(c)の8つのサイズチャンネルで油中粒子を精密に計測し、流体の汚染レベルを正確に判定できるパーティクルモニターです。ISO 4406:1999、NAS 1638、AS4059 Rev.E、ISO 11218に対応しており、国際規格に基づく汚染度評価が可能です。
高性能LEDによる光遮蔽法を採用し、4、6、14µmチャンネルでは精度±1/2コードの高精度計測を実現しています。粒子サイズごとの分布を一度の測定で確認できるため、汚染の傾向把握や原因特定に必要なデータを効率的に取得できます。
LPM-II-plusは、IP65/67の防塵・防水性能を備え、衝撃・振動・粉塵・湿気に強い堅牢な筐体設計を採用しています。最大420bar(静圧)の高圧環境に対応し、粘度1000mm²/s以下、使用温度-25〜+80℃の幅広い条件で計測が可能です。
最大4000件のデータを本体に蓄積でき、RS485、RS232、Modbus、CAN Busなど多彩な通信インターフェースを搭載。堅牢な筐体と多彩な通信手段により、過酷な産業環境でも安定した連続計測が可能です。約1.6kgの軽量設計で、設置場所の自由度も確保されています。
油圧システムでは、作動油中のコンタミネーション(異物混入)がバルブの固着やポンプの摩耗といった設備トラブルの原因となります。
LPM-II-plusを油圧システムに常設することで、汚染度の変化をリアルタイムで検知し、計画的な保全でダウンタイムを低減できます。
8つのサイズチャンネルで粒子の増減傾向を粒径別に把握できるため、フィルタ交換やオイル交換の適切なタイミングを判断でき、予防保全につなげることが可能です。

| 計測方法 | 光遮蔽法(高性能LED) |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 4, 6, 14, 21, 25, 38, 50, 70µm(c)(8チャンネル) |
| 1回の計測液量 | 記載なし |
| 計測可能粘度 | 1000mm²/s |
| 外形寸法 | 要確認 |
| 重量 | 約1.6kg |
STAUFFは、50年以上にわたり油圧機器分野で事業を展開するグローバル企業です。
パイプクランプ・テストポイント・コネクタ・フィルタ・バルブ・ダイアグトロニクス(STAUFF Diagtronics)など、油圧システムに関わる幅広い製品群と計測技術の知見を有しており、現場の課題解決を支援する体制が整っています。
世界各地に生産・物流・サービス拠点を展開し、1,400名以上の従業員を擁するグローバルネットワークで対応しています。
北米ではニュージャージー州、ミシガン州(米国)、オンタリオ州(カナダ)に拠点を構えています。
LPM-II-plusの導入後は、STAUFFが推奨する定期的な再校正(recalibration)を実施することで、長期にわたり安定した測定精度を維持できます。
ディストリビューターネットワークを通じた販売・サポート体制が整えられており、デモ機やレンタル機の利用可否については、STAUFF公式サイトまたは販売代理店へお問い合わせください。
油圧設備の汚染度管理を効率化し、設備トラブルの未然防止とメンテナンスコストの最適化を目指す現場に適した製品です。
8つのサイズチャンネルによる精密計測と、高性能LEDを用いた光遮蔽法により、ISO 4406:1999等の国際規格に準拠した正確な汚染度評価を安定して行えます。
IP65/67の堅牢設計と多彩な通信インターフェースにより、過酷な産業環境でも安定した連続計測が可能です。
導入を検討される場合は、STAUFF公式サイトから製品の詳細情報やお問い合わせ先をご確認ください。
当メディアでは、設備の状態モニタリング、巡回点検、原因分析など用途別におすすめのオイルパーティクルカウンタを紹介しています。各製品の違いを見比べて、自社に合う製品を選ぶ参考としてください。
| 会社名 | STAUFF |
|---|---|
| 本社所在地 | アメリカ合衆国ニュージャージー州ウォルドウィック、ウィリアム・デマレスト・プレイス7 |
| 電話番号 | +1 201 444 78 00 |
| URL | https://www.stauffusa.com/ |

配管に据え付けてデータを自動取得する方式により、抜き取り式では捉えにくい摩耗粉の傾向的変化を計測。設備状態を点ではなく傾向で把握可能。
装置ごとに異なる摩耗粒子のサイズに合わせて測定レンジを8つ設定可能。固定粒度では見逃してしまう変動も検知し、状態監視の精度が安定する。
PCから遠隔で状態変化の傾向を確認でき、夜間や遠隔設備でも見落としにくい。履歴はLAN経由で自動的に蓄積され、現場での記録作業を省ける。
| 計測方式 | 光遮蔽法 |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 5~150µm |
| 1回の計測液量 | 約20ml |
| 計測可能周囲温度 | RT(室温)~60℃ |
| 外形寸法 | 高さ290(+脚15)×幅285×奥行390(mm) |
| 重量 | 約22kg |

電源不要のバッテリー駆動で、成形機の裏や建機ヤードなど、電源が取りにくい場所でもそのまま測定できる。
測定後わずか2分でISO4406/NAS/AS4059の清浄度コードを表示するため、その場で結果が分かる。点検の流れを止めずに作業が完了する。
鉱油・燃料・Skydrolまで対応するため、油種が混在する現場でも使い回せる。台数を増やさずに済むためコスト効率が良い。
| 計測方式 | 光遮蔽法 |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | - |
| 1回の計測液量 | - |
| 計測可能周囲温度 | - |
| 外形寸法 | 高さ:277mm/長さ:240mm/幅:158mm |
| 重量 | 8kg |

4µm級の微小粒子まで安定して検出できるため、評価データの精度が上がり、品質保証の確度が高まる。
粒子を画像で取り込み、形状から摩擦・切削・疲労などの摩耗の種類を自動分類。発生メカニズムを特定し、再発防止の根拠づくりがしやすい。
清浄度コード(ISO/NAS)、粒子画像、形状分類の結果をレポートで出力。必要な証跡がそろった状態で提出できるため、監査や顧客説明の準備が短縮される。
| 計測方式 | 直接イメージング(CCDカメラ+レーザー照射) |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 4µm~100µm |
| 1回の計測液量 | 数mL |
| 計測可能周囲温度 | - |
| 外形寸法 | - |
| 重量 | - |