
本記事では、Schroeder Industries社が提供するオイルパーティクルカウンタ「TCM・TPM」の特徴や活用例を紹介します。
油圧・潤滑油中の固形汚染物質を連続的に測定できるTCMは、異常の兆候を早期に捉えることでメンテナンス時期の最適化を支援し、設備の安定稼働とコスト削減につなげる製品です。
Schroeder Industries社のTCMは、油圧や潤滑システムの粒子汚染を継続的に測定する機器です。光学センサーにより4、6、14ミクロン以上の粒子を捉え、ISO 4406やSAE AS 4059といった国際規格に準拠した汚染度コードを出力します。
最大300barの圧力や1,000cStまでの粘度に対応する設計により、広範な産業環境への導入が可能です。直径4インチの筐体は省スペースでの設置に適しており、装置への組み込み(OEM)にも対応します。また、設定した汚染度に応じた信号出力機能を備えているため、アラートの発報やポンプの停止制御など、予知保全の仕組みを構築してシステムの安定稼働を支援します。
TestMate粒子カウンター(TPM)は、現場での利用を想定したポータブルな測定機器です。インライン測定とボトルサンプル測定の両方に対応し、ISOやSAEなどの国際規格に基づいた汚染度を算出します。
新オプションのポンプレスモデルは、最大5,000psiの高圧システムにも設置でき、バイトン製シールを選択すればリン酸エステル系流体にも使用可能です。内蔵プリンターによる記録出力や、専用ソフトでの傾向分析、汚染レベルに応じたシステム制御など、保守点検に必要な機能を備え、流体管理の効率化に寄与します。
建設機械や産業機械の油圧ラインでは、作動油中の粒子汚染が進むとバルブやポンプなどのコンポーネントが損傷し、突発的な故障につながるリスクがあります。
TCMを設置すれば、固形汚染物質をリアルタイムで検出し、異常値を検知した際には警告信号で機械を自動停止できます。
焼き付きなどの重大故障を未然に防止できるほか、適切なタイミングでのオイル交換やフィルタ交換により部品寿命の延長にもつながります。

| 計測方法 | 光学センサー |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 4、6、14、21µm |
| 1回の計測液量 | 記載なし |
| 計測可能粘度 | 1~1,000cSt |
| 外形寸法 | 105×243×156mm(奥行き×幅×高さ) |
| 重量 | 1.3kg |

| 計測方法 | 記載なし |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 記載なし |
| 1回の計測液量 | 記載なし |
| 計測可能粘度 | 記載なし |
| 外形寸法 | 記載なし |
| 重量 | 記載なし |
Schroeder Industriesは、77年以上にわたりフィルトレーション・流体コンディショニング製品を設計・製造してきた企業です。
ISO 9001:2015認証を取得し、50件以上の特許を保有しており、油圧・潤滑分野における技術力と信頼性を背景としたサポート体制を有しています。
QuickDeliveryプログラムにより、標準製品は5営業日以内の出荷に対応しています。
納期短縮が求められる現場でも迅速な製品調達が可能であり、導入までのリードタイム短縮に寄与します。
レンタルプログラムはございましたが、TCM・TPMに対応しているかは不明のため、利用を希望する場合は問い合わせフォームや電話で直接確認する必要があります。
Schroeder Industries社のTCMとTPMは、流体中の固体汚染物質を精密に計数する粒子モニターです。据置型のTCMはインラインでの連続監視に特化。4、6、14ミクロン以上の粒子を測定し、ISO等の規格に準拠したコードを出力します。閾値設定による信号出力で、アラート発報やポンプ停止等の自動制御も可能です。
ポータブル型のTPMは、現場でのスポット測定やボトルサンプルに対応。新仕様のポンプレスモデルは、最大5,000psiの高圧環境やリン酸エステル系作動油にも使用できます。内蔵プリンターや専用ソフトによる傾向分析で、効率的な汚染管理を実現します。
当メディアでは、設備の状態モニタリング、巡回点検、原因分析など用途別におすすめのオイルパーティクルカウンタを紹介しています。各製品の違いを見比べて、自社に合う製品を選ぶ参考としてください。
| 会社名 | Schroeder Industries |
|---|---|
| 本社所在地 | Leetsdale, PA(米国ペンシルベニア州) |
| 電話番号 | (724) 318-1100 |
| URL | https://schroederindustries.com/ |

配管に据え付けてデータを自動取得する方式により、抜き取り式では捉えにくい摩耗粉の傾向的変化を計測。設備状態を点ではなく傾向で把握可能。
装置ごとに異なる摩耗粒子のサイズに合わせて測定レンジを8つ設定可能。固定粒度では見逃してしまう変動も検知し、状態監視の精度が安定する。
PCから遠隔で状態変化の傾向を確認でき、夜間や遠隔設備でも見落としにくい。履歴はLAN経由で自動的に蓄積され、現場での記録作業を省ける。
| 計測方式 | 光遮蔽法 |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 5~150µm |
| 1回の計測液量 | 約20ml |
| 計測可能周囲温度 | RT(室温)~60℃ |
| 外形寸法 | 高さ290(+脚15)×幅285×奥行390(mm) |
| 重量 | 約22kg |

電源不要のバッテリー駆動で、成形機の裏や建機ヤードなど、電源が取りにくい場所でもそのまま測定できる。
測定後わずか2分でISO4406/NAS/AS4059の清浄度コードを表示するため、その場で結果が分かる。点検の流れを止めずに作業が完了する。
鉱油・燃料・Skydrolまで対応するため、油種が混在する現場でも使い回せる。台数を増やさずに済むためコスト効率が良い。
| 計測方式 | 光遮蔽法 |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | - |
| 1回の計測液量 | - |
| 計測可能周囲温度 | - |
| 外形寸法 | 高さ:277mm/長さ:240mm/幅:158mm |
| 重量 | 8kg |

4µm級の微小粒子まで安定して検出できるため、評価データの精度が上がり、品質保証の確度が高まる。
粒子を画像で取り込み、形状から摩擦・切削・疲労などの摩耗の種類を自動分類。発生メカニズムを特定し、再発防止の根拠づくりがしやすい。
清浄度コード(ISO/NAS)、粒子画像、形状分類の結果をレポートで出力。必要な証跡がそろった状態で提出できるため、監査や顧客説明の準備が短縮される。
| 計測方式 | 直接イメージング(CCDカメラ+レーザー照射) |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 4µm~100µm |
| 1回の計測液量 | 数mL |
| 計測可能周囲温度 | - |
| 外形寸法 | - |
| 重量 | - |