
本記事では、ARGO-HYTOSが提供するオイルパーティクルカウンタ「OPCom Particle Monitor」について、製品の特徴や導入メリットを解説します。
油圧システムの故障リスクを低減し、予知保全を実現するための機器選定にお悩みの方に向けて、どのような現場課題を解決できるのかをご紹介します。
OPCom Particle Monitorは、油圧作動油や潤滑油中の汚染粒子を遮光方式(ライトブロッケージ方式)で検出するオイルパーティクルカウンタです。コンパクトな筐体を採用した据え置き型で、油圧ラインに直接組み込んで連続的にモニタリングできる点が特徴です。
ISO 4406やNAS 1638、AS 4059といった国際規格に準拠した汚染度評価が可能で、微細な粒子の検出から油の清浄度管理までを一台で対応できます。鉱油系をはじめとする各種作動油に対応しており、幅広い油圧システムでの導入が見込めます。
油中の汚染粒子数をリアルタイムで数値化できるため、フィルタの性能評価や劣化傾向の把握に役立てることが可能です。状態基準保全(CBM)の考え方に基づき、フィルタ交換や油の入れ替え時期を適切に判断できます。
定期交換ではなく実際の汚染状況に基づいたメンテナンスを実施することで、不要な交換コストの削減と突発故障リスクの低減を両立できます。データに基づいた保全計画の立案により、油圧システム全体のトータルコスト抑制に貢献します。
OPCom Particle Monitorは、油圧ユニットを備える工場設備(プレス機、射出成形機など)をはじめ、建設機械(ショベル、クレーン等)や風力発電設備の油圧システムなど、幅広い現場で活用されています。
据え置き型のため、工場の油圧ラインに常設して連続的なコンタミネーション監視を行う用途に適しています。データ出力機能を備えており、上位システムとの連携により設備全体のIoT化を推進することも可能です。
なお、設置にあたっては正確な計測を行うために、適切な取り付け位置や流量条件を事前に確認し、メーカーの推奨仕様に沿って設置を行うことが重要です。

| 計測方法 | 遮光方式(ライトブロッケージ方式) |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 4µm(c), 6µm(c), 14µm(c), 21µm(c) |
| 1回の計測液量 | 記載なし |
| 計測可能粘度 | 記載なし |
| 外形寸法 | 横幅は141mm |
| 重量 | 約720g |
ARGO-HYTOSでは、製品の導入検討から技術的なサポートまで、公式サイトを通じた問い合わせ窓口が設けられています。
製品の仕様や選定に関する相談は、公式サイトのコンタクトフォームから問い合わせが可能です。
また、公式サイトでは製品カタログやデータシートなどの技術資料が提供されており、導入前の情報収集に活用できます。
※デモ機・レンタル機の有無については公式HPに記載がありませんでした。
油圧ラインの汚染度をリアルタイムで連続監視できることにより、突発的な設備停止リスクを抑えることが期待できます。
結果として、メンテナンス計画の最適化やトータルコストの抑制といった、現場が抱える本質的な課題解決に寄与する製品です。
当メディアでは、設備の状態モニタリング、巡回点検、原因分析など用途別におすすめのオイルパーティクルカウンタを紹介しています。各製品の違いを見比べて、自社に合う製品を選ぶ参考としてください。
| 会社名 | ARGO-HYTOS |
|---|---|
| 所在地 | アメリカオハイオ州ボーリンググリーン |
| 電話番号 | 419-353-6070 |
| URL | https://www.argo-hytos.com/ |

配管に据え付けてデータを自動取得する方式により、抜き取り式では捉えにくい摩耗粉の傾向的変化を計測。設備状態を点ではなく傾向で把握可能。
装置ごとに異なる摩耗粒子のサイズに合わせて測定レンジを8つ設定可能。固定粒度では見逃してしまう変動も検知し、状態監視の精度が安定する。
PCから遠隔で状態変化の傾向を確認でき、夜間や遠隔設備でも見落としにくい。履歴はLAN経由で自動的に蓄積され、現場での記録作業を省ける。
| 計測方式 | 光遮蔽法 |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 5~150µm |
| 1回の計測液量 | 約20ml |
| 計測可能周囲温度 | RT(室温)~60℃ |
| 外形寸法 | 高さ290(+脚15)×幅285×奥行390(mm) |
| 重量 | 約22kg |

電源不要のバッテリー駆動で、成形機の裏や建機ヤードなど、電源が取りにくい場所でもそのまま測定できる。
測定後わずか2分でISO4406/NAS/AS4059の清浄度コードを表示するため、その場で結果が分かる。点検の流れを止めずに作業が完了する。
鉱油・燃料・Skydrolまで対応するため、油種が混在する現場でも使い回せる。台数を増やさずに済むためコスト効率が良い。
| 計測方式 | 光遮蔽法 |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | - |
| 1回の計測液量 | - |
| 計測可能周囲温度 | - |
| 外形寸法 | 高さ:277mm/長さ:240mm/幅:158mm |
| 重量 | 8kg |

4µm級の微小粒子まで安定して検出できるため、評価データの精度が上がり、品質保証の確度が高まる。
粒子を画像で取り込み、形状から摩擦・切削・疲労などの摩耗の種類を自動分類。発生メカニズムを特定し、再発防止の根拠づくりがしやすい。
清浄度コード(ISO/NAS)、粒子画像、形状分類の結果をレポートで出力。必要な証跡がそろった状態で提出できるため、監査や顧客説明の準備が短縮される。
| 計測方式 | 直接イメージング(CCDカメラ+レーザー照射) |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 4µm~100µm |
| 1回の計測液量 | 数mL |
| 計測可能周囲温度 | - |
| 外形寸法 | - |
| 重量 | - |