Filtertechnik/Particle Pal Pro

目次
FiltertechnikのParticle Pal Pro 製品画像
引用元:Filtertechnik公式HP https://www.filtertechnik.co.uk/particle-pal-pro

本記事では、Filtertechnikが開発したオイルパーティクルカウンタ「Particle Pal Pro」の特徴や活用例を紹介します。

デジタルイメージング技術により油中の粒子をサイズ・形状の両面から分析できるポータブル型パーティクルカウンタです。摩耗の原因特定と予知保全に活用でき、設備の状態監視を効率化する製品として注目されています。

Particle Pal Proの強み

デジタルイメージング技術で
摩耗粒子の形状まで分類

従来のレーザー遮光式パーティクルカウンタでは、粒子のサイズは計測できても形状までは判別できませんでした。Particle Pal Proは、デジタルイメージング技術によって粒子のサイズだけでなく形状を画像解析で分類できます。

疲労摩耗・滑り摩耗・切削摩耗・繊維の4カテゴリに自動分類し、摩耗の根本原因を現場で特定可能です。気泡除去機能を備えているため、重質潤滑油やギアオイル(最大2,400cSt)でも正確な計測が行えます。ISO 4406に対応し、4・6・14・21・38・70µmの6段階サイジングで詳細な粒度分布を把握できます。

水分・油寿命センサ搭載で
オイルの総合診断が1台で完結

粒子計測に加え、水分センサ(相対湿度RH%)と油寿命センサ(Tan Delta技術)を内蔵しています。オイルのコンディションを1台で総合的に診断できるため、複数の計測器を持ち運ぶ必要がありません。

10インチタッチスクリーンLCDを搭載し、データの詳細表示やズーム、トレンド分析が可能です。200種以上のオイルプロファイルを内蔵しており、未登録の油種もセルフキャリブレーション(1回の加熱サイクル)で対応できます。Spider Infographicにより、収集したセンサデータからオイルの状態を一目で把握できるUIも備えています。

Particle Pal Proの活用例

稼働中の油圧設備に直接接続し
摩耗原因をその場で特定

高圧アダプタを使用すれば、最大350barのライブシステムに直接接続できます。稼働中の油圧設備から抜き取りなしでサンプリングが可能です。

デジタルイメージングによる形状分類で、摩耗の原因(疲労・滑り・切削)を現場でその場で特定できます。原因に応じた保全対応へ迅速につなげられるため、設備の停止時間を短縮しやすくなります。

電源のない遠隔地でも
バッテリー駆動でオイル分析が可能

内蔵リチウムバッテリーにより、電源確保が難しい遠隔地や屋外設備でもポータブルにオイル分析が行えます。風力発電や建設機械、船舶など、現場を選ばず活用できるのが特長です。

ボトルサンプリングやタンクサンプリングにも対応しており、内蔵ステッピングモーターポンプが1〜2,400cStの粘度範囲で正確な流量制御を実現します。データはCSV・PDFでエクスポートでき、現場で即時に計測結果を確認してオイル交換やフィルタ交換の判断材料にできます。

Particle Pal Proの仕様

FiltertechnikのParticle Pal Pro 製品画像
引用元:Filtertechnik公式HP https://www.filtertechnik.co.uk/particle-pal-pro
計測方法 デジタルイメージング法(気泡除去・形状認識機能付き)
検出粒子径範囲 4~70µm(4, 6, 14, 21, 38, 70µmの6段階)
1回の計測液量 要確認
計測可能粘度 ~2,400cSt
外形寸法 要確認
重量 要確認

Particle Pal Proのサポート体制・
デモ・レンタル機について

Filtertechnikは英国ノッティンガムに自社の設計・製造拠点およびラボを持ち、25年以上にわたり濾過ソリューションを提供してきた実績があります。オイルコンディション全般に対応できる技術力を有しており、現場の課題解決を支援する体制が整っているのが特徴です。

自社ラボでは翌日対応のオイルコンディション分析サービスも提供しており、わかりやすいレポートで診断結果を確認できます。フィルタレーション機器のレンタルサービスもあり、導入前の実機テストが可能です。

Particle Pal Proの導入を検討する際は、Filtertechnik公式HPから問い合わせやデモ対応の相談が行えます。

Particle Pal Proのまとめ

摩耗原因の根本分析を現場で即座に行いたい設備保全担当者に適した製品です。

特徴である「デジタルイメージング技術」により、粒子のサイズだけでなく形状まで分類し、摩耗の根本原因を特定できます。
水分・油寿命センサも搭載しており、オイルの総合診断を1台で完結。ポータブル設計と高圧ライブシステム接続対応により、現場環境を選びません。

バッテリー駆動で遠隔地でも使用でき、設備の状態を正確に把握したうえで、過不足のないメンテナンス判断につなげられます。
製品の詳細や導入相談については、Filtertechnik公式HPをご確認ください。

当メディアでは、設備の状態モニタリング、巡回点検、原因分析など用途別におすすめのオイルパーティクルカウンタを紹介しています。各製品の違いを見比べて、自社に合う製品を選ぶ参考としてください。

Filtertechnikの会社概要

会社名 Filtertechnik
本社所在地 Nottingham, United Kingdom
電話番号 +44(0) 115 900 3600
URL https://www.filtertechnik.co.uk/
用途別
オイルパーティクルカウンタ
おすすめ3選
設備状態モニタリング
変化を連続的に
捉えたいなら
PI-1000(東陽テクニカ)
東陽テクニカ公式サイト
※画像引用元:東陽テクニカ公式サイト(https://www.toyo.co.jp/lp/las/)
状態変化をトレンドで
捉えられる計測方式

配管に据え付けてデータを自動取得する方式により、抜き取り式では捉えにくい摩耗粉の傾向的変化を計測。設備状態を点ではなく傾向で把握可能。

設備固有の摩耗特性に合った
粒度で最適化

装置ごとに異なる摩耗粒子のサイズに合わせて測定レンジを8つ設定可能。固定粒度では見逃してしまう変動も検知し、状態監視の精度が安定する。

遠隔でチェックしながら
自動でログ蓄積

PCから遠隔で状態変化の傾向を確認でき、夜間や遠隔設備でも見落としにくい。履歴はLAN経由で自動的に蓄積され、現場での記録作業を省ける。

計測方式 光遮蔽法
検出粒子径範囲 5~150µm
1回の計測液量 約20ml
計測可能周囲温度 RT(室温)~60℃
外形寸法 高さ290(+脚15)×幅285×奥行390(mm)
重量 約22kg
巡回点検
清浄度をその場で
判定したいなら
Icount LaserCM(Parker)
Parker公式サイト
※画像引用元:Parker公式サイト(https://ph.parker.com/jp/ja/product-list/icount-lasercm-portable-particle-counter)
現場のどこでも使えるポータブル式

電源不要のバッテリー駆動で、成形機の裏や建機ヤードなど、電源が取りにくい場所でもそのまま測定できる。

ISO/NAS表示で
2分後には結果が出る

測定後わずか2分でISO4406/NAS/AS4059の清浄度コードを表示するため、その場で結果が分かる。点検の流れを止めずに作業が完了する。

複数の油種を1台で計測可能

鉱油・燃料・Skydrolまで対応するため、油種が混在する現場でも使い回せる。台数を増やさずに済むためコスト効率が良い。

計測方式 光遮蔽法
検出粒子径範囲 -
1回の計測液量 -
計測可能周囲温度 -
外形寸法 高さ:277mm/長さ:240mm/幅:158mm
重量 8kg
原因分析
不良原因や摩耗の種類まで
突き止めたいなら
LaserNet 200(Spectro Scientific)
Spectro Scientific公式サイト
※画像引用元:Spectro Scientific公式サイト(https://www.spectrosci.com/product/lasernet-200-series)
4µm級まで検出し、
品質判断の見落としを防ぐ

4µm級の微小粒子まで安定して検出できるため、評価データの精度が上がり、品質保証の確度が高まる。

粒子の形まで見え
原因特定が早い

粒子を画像で取り込み、形状から摩擦・切削・疲労などの摩耗の種類を自動分類。発生メカニズムを特定し、再発防止の根拠づくりがしやすい。

監査対応の証跡をまとめて出力

清浄度コード(ISO/NAS)、粒子画像、形状分類の結果をレポートで出力。必要な証跡がそろった状態で提出できるため、監査や顧客説明の準備が短縮される。

計測方式 直接イメージング(CCDカメラ+レーザー照射)
検出粒子径範囲 4µm~100µm
1回の計測液量 数mL
計測可能周囲温度 -
外形寸法 -
重量 -
用途別オイルパーティクルカウンタ おすすめ3選
用途別
オイルパーティクルカウンタ
おすすめ3選