ifm efector/LDP100

目次
ifm efectorのLDP100製品画像
引用元:ifm efector公式HP
https://www.ifm.com/jp/ja/product/LDP100

本記事では、ifm efectorが提供するオイルパーティクルカウンタ「LDP100」について、製品の特徴や導入メリットを解説。

油圧システムの故障リスクを低減し、予知保全を実現するための機器選定にお悩みの方に向けて、どのような現場課題を解決できるのかをご紹介します。

LDP100の強み

多様な作動油の汚れと水分を
高精度に監視

一般的な鉱油系(HLP)に加え、エステル合成系(HEES)や生分解性作動油(HETG)など、幅広い油種に対応している点が大きな特徴です。ISO/SAE規格に基づき、微細な汚れだけでなく水分や気泡の混入も検知できます。

キャビテーションや潤滑不良といった深刻なトラブルを未然に防ぎ、ダウンタイムを削減。また、生分解性油の管理にも対応しているため、環境に配慮した設備の安定稼働をサポートできる点もメリットです。

フィルタ性能を数値化して
適切なメンテナンス

オイルフィルタが正常に機能しているかをリアルタイムで監視できます。また、フィルタの目詰まりや破損による性能低下を数値データとして可視化できるため、経験則に頼らない保全判断をサポート。

フィルタの状態に基づいた適切なタイミングで交換(CBM:状態基準保全)することで、無駄な交換コストを抑えつつ、油圧システム全体を常に清浄な状態に保てます。最大42MPaの高圧ラインにも対応しており、既存設備への組み込みも容易です。

LDP100の活用例

CAN通信対応で重機から
工場設備までシームレスに統合

ショベルやクレーン、道路機械などの移動体油圧機器から、工場の油圧ユニットや試験機まで、幅広い設備で活用されています。

CANopen通信に対応しているため、重機の車載ネットワークや工場のIoTシステムとシームレスに統合することが可能です。データの履歴を保存するヒストリーメモリ機能も備えており、トラブル発生時の原因確認にも役立ちます。

なお、設置時には気泡の発生を防ぐため、ポンプの吸引側ではなく圧力側のバイパスラインに取り付け、流量を50~400mL/minの範囲で一定に保つよう調整する必要があります。

LDP100の仕様

ifm efectorのLDP100製品画像
引用元:ifm efector公式HP
https://www.ifm.com/jp/ja/product/LDP100
計測方法 光電式
検出粒子径範囲 4,6,14,21 µm
1回の計測液量 50~400mL/min(推奨一定流量)
計測可能粘度 記載なし
外形寸法 高さØ78×幅140.3×奥行51.5(mm)
重量 816.6g

LDP100のサポート体制・
デモ・レンタル機について

ifm efectorでは、導入検討から運用まで充実したサポート体制が整えられています

製品の仕様や選定、技術的な不明点については、登録不要のテクニカルサポートが利用可能です。サービスセンターは、フリーダイヤルにて相談を受け付けています。

また、公式サイトでは、データシートや取扱説明書をはじめ、CAD図面(寸法図)、校正証明書、流速計算用プログラムなどの資料が無料で提供。資料の中にはサンプルプログラムも用意されています。

※デモ機・レンタル機の有無については公式HPに記載がありませんでした。

LDP100のまとめ

高圧油圧ラインのリアルタイム監視が可能となり、突発的な設備停止リスクを最小限に抑えられます。
結果として、メンテナンス計画の最適化やトータルコストの抑制といった、現場が抱える本質的な課題解決に寄与する製品です。

本製品は特に高圧環境やIoT連携を重視する現場におすすめですが、より簡易な測定や異なる仕様をお探しの場合は、当メディアにて他製品とも比較検討することができますので、ぜひご覧ください。

当メディアでは、設備の状態モニタリング、巡回点検、原因分析など用途別におすすめのオイルパーティクルカウンタを紹介しています。各製品の違いを見比べて、自社に合う製品を選ぶ参考としてください。

ifm efectorの会社概要

会社名 ifm efector株式会社
(アイ・エフ・エム・エフェクター)
所在地 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター4F
電話番号 0120-78-2070(フリーダイヤル・全拠点共通)
URL www.ifm.com/jp
用途別
オイルパーティクルカウンタ
おすすめ3選
設備状態モニタリング
変化を連続的に
捉えたいなら
PI-1000(東陽テクニカ)
東陽テクニカ公式サイト
※画像引用元:東陽テクニカ公式サイト(https://www.toyo.co.jp/lp/las/)
状態変化をトレンドで
捉えられる計測方式

配管に据え付けてデータを自動取得する方式により、抜き取り式では捉えにくい摩耗粉の傾向的変化を計測。設備状態を点ではなく傾向で把握可能。

設備固有の摩耗特性に合った
粒度で最適化

装置ごとに異なる摩耗粒子のサイズに合わせて測定レンジを8つ設定可能。固定粒度では見逃してしまう変動も検知し、状態監視の精度が安定する。

遠隔でチェックしながら
自動でログ蓄積

PCから遠隔で状態変化の傾向を確認でき、夜間や遠隔設備でも見落としにくい。履歴はLAN経由で自動的に蓄積され、現場での記録作業を省ける。

計測方式 光遮蔽法
検出粒子径範囲 5~150µm
1回の計測液量 約20ml
計測可能周囲温度 RT(室温)~60℃
外形寸法 高さ290(+脚15)×幅285×奥行390(mm)
重量 約22kg
巡回点検
清浄度をその場で
判定したいなら
Icount LaserCM(Parker)
Parker公式サイト
※画像引用元:Parker公式サイト(https://ph.parker.com/jp/ja/product-list/icount-lasercm-portable-particle-counter)
現場のどこでも使えるポータブル式

電源不要のバッテリー駆動で、成形機の裏や建機ヤードなど、電源が取りにくい場所でもそのまま測定できる。

ISO/NAS表示で
2分後には結果が出る

測定後わずか2分でISO4406/NAS/AS4059の清浄度コードを表示するため、その場で結果が分かる。点検の流れを止めずに作業が完了する。

複数の油種を1台で計測可能

鉱油・燃料・Skydrolまで対応するため、油種が混在する現場でも使い回せる。台数を増やさずに済むためコスト効率が良い。

計測方式 光遮蔽法
検出粒子径範囲 -
1回の計測液量 -
計測可能周囲温度 -
外形寸法 高さ:277mm/長さ:240mm/幅:158mm
重量 8kg
原因分析
不良原因や摩耗の種類まで
突き止めたいなら
LaserNet 200(Spectro Scientific)
Spectro Scientific公式サイト
※画像引用元:Spectro Scientific公式サイト(https://www.spectrosci.com/product/lasernet-200-series)
4µm級まで検出し、
品質判断の見落としを防ぐ

4µm級の微小粒子まで安定して検出できるため、評価データの精度が上がり、品質保証の確度が高まる。

粒子の形まで見え
原因特定が早い

粒子を画像で取り込み、形状から摩擦・切削・疲労などの摩耗の種類を自動分類。発生メカニズムを特定し、再発防止の根拠づくりがしやすい。

監査対応の証跡をまとめて出力

清浄度コード(ISO/NAS)、粒子画像、形状分類の結果をレポートで出力。必要な証跡がそろった状態で提出できるため、監査や顧客説明の準備が短縮される。

計測方式 直接イメージング(CCDカメラ+レーザー照射)
検出粒子径範囲 4µm~100µm
1回の計測液量 数mL
計測可能周囲温度 -
外形寸法 -
重量 -
用途別オイルパーティクルカウンタ おすすめ3選
用途別
オイルパーティクルカウンタ
おすすめ3選