Parker Hannifin/iCountPD

目次
Parker Hannifinの製品画像
引用元:Parker Hannifin公式HP
https://ph.parker.com/jp/ja/product/icountpd-online-particle-detector/ipd12222130

本記事では、Parker Hannifin(パーカー・ハネフィン)が扱っているオイルパーティクルカウンタ「iCountPD」について紹介します。
強みや具体的な仕様、メーカーのサポート体制など、導入検討の判断材料についてまとめました。

iCountPDの強み

設置場所を選ばない
コンパクト設計

iCountPDは、高さ155mm、長さ182mm、幅86mm、重量わずか1.3kgという筐体サイズが特徴。小型・軽量設計により、設置スペースが限られたモバイル建機や既存の油圧システムへの統合もスムーズに行える点が強みです。

インライン型としてシステム稼働中の常時監視に対応しているため、汚染傾向をリアルタイムに把握できます。設置のハードルを下げつつ、システムの安定稼働とメンテナンス計画の最適化に役立つ製品です。

汚染レベルをデジタルで即時表示

現場での即時判断を支援する、視認性に優れた表示機能もiCountPDの強みです。本体搭載のLEDまたはデジタルディスプレイにより、「低・中・高」の汚染レベルを一目で確認できるデザインを採用しています。

設定した閾値を超えた際には表示が点滅して警告するため、作業員はフルードの状態変化を即座に察知可能。詳細なISO/NASコードを表示するモデルもラインナップされており、トラブルの予兆を早期に捉え、深刻な故障が発生する前の対処をサポートします。

iCountPDの活用例

建設機械や農業・林業機械、工業プラント、石油・ガス設備などでは、油圧フルードの汚染傾向を把握するために常時モニタリングに組み込まれています。

稼働中でも粒子状態を確認できる仕組みとして、ポンプやバルブの負荷状況の見極め、メンテナンス時期の判断材料、運転状況の変化の把握などに活用されているオイルパーティクルカウンタです。

iCountPDの仕様

Parker Hannifinの製品画像
引用元:Parker Hannifin公式HP
https://ph.parker.com/jp/ja/product/icountpd-online-particle-detector/ipd12222130
計測方法 レーザー
検出粒子径範囲 ISO 7–22, NAS 0–12
1回の計測液量 必要流量範囲:40~140mL/min(最適流量:60mL/min)
計測可能粘度 1~500 cSt
外形寸法 182mm×155mm×86mm
重量 1.3kg

iCountPDのサポート体制・
デモ・レンタル機について

iCountPDを提供しているパーカーのサポート体制は、世界45か国・約17,000拠点に広がる産業流通ネットワークを軸に、地域密着型の技術支援と安定した製品供給を実現。
3,000以上のパーカーストアを中心に、温度制御、ろ過、油圧・空圧、電動機器など幅広いモーション&コントロール技術を扱い、13,000以上のサービス拠点で迅速な対応を提供しています。

また、移動型修理サービス「ホースドクター」が現場でのトラブルに駆けつけ、業務中断を最小化。加えて、PTSバーコードによる追跡システムで製品情報や保守計画へ迅速にアクセスが可能です。

IoTを活用した接続ソリューションにより車両・工場の効率化も支援。多層的なネットワークと技術サービスで、顧客の課題解決と運用効率向上を支える体制を整えています。

デモ機については、公式HPに記載がありませんでした。

参照元:Parker Hannifin公式HP(https://www.parker.com/jp/ja/services.html)※2026年1月時点の情報
iCountPDのまとめ

常時監視による予知保全やダウンタイムの削減を目指す現場に適した製品です。設置スペースの制約がある機器や、モバイル環境下での運用を想定しているユーザーにとって、コンパクトさと堅牢性もメリット。

フルードの状態変化をリアルタイムに捉えることで、適切なタイミングでのフルード交換やメンテナンスを行えるようになり、機器寿命の延伸につながります。

当メディアでは、他の製品も見たいとお考えのユーザー様向けに、用途別におすすめのオイルパーティクルカウンタを紹介しています。

Parker Hannifinの会社概要

会社名 Parker Hannifin
所在地 東京都品川区東品川2-3-14 東京フロントテラス16F
(JAPAN PARKER GROUP 天王洲オフィス)
電話番号 03-6365-4021(本社代表)
03-6365-4020(営業本部)
URL https://www.parker.com/jp/ja/home.html
用途別
オイルパーティクルカウンタ
おすすめ3選
設備状態モニタリング
変化を連続的に
捉えたいなら
PI-1000(東陽テクニカ)
東陽テクニカ公式サイト
※画像引用元:東陽テクニカ公式サイト(https://www.toyo.co.jp/lp/las/)
状態変化をトレンドで
捉えられる計測方式

配管に据え付けてデータを自動取得する方式により、抜き取り式では捉えにくい摩耗粉の傾向的変化を計測。設備状態を点ではなく傾向で把握可能。

設備固有の摩耗特性に合った
粒度で最適化

装置ごとに異なる摩耗粒子のサイズに合わせて測定レンジを8つ設定可能。固定粒度では見逃してしまう変動も検知し、状態監視の精度が安定する。

遠隔でチェックしながら
自動でログ蓄積

PCから遠隔で状態変化の傾向を確認でき、夜間や遠隔設備でも見落としにくい。履歴はLAN経由で自動的に蓄積され、現場での記録作業を省ける。

計測方式 光遮蔽法
検出粒子径範囲 5~150µm
1回の計測液量 約20ml
計測可能周囲温度 RT(室温)~60℃
外形寸法 高さ290(+脚15)×幅285×奥行390(mm)
重量 約22kg
巡回点検
清浄度をその場で
判定したいなら
Icount LaserCM(Parker)
Parker公式サイト
※画像引用元:Parker公式サイト(https://ph.parker.com/jp/ja/product-list/icount-lasercm-portable-particle-counter)
現場のどこでも使えるポータブル式

電源不要のバッテリー駆動で、成形機の裏や建機ヤードなど、電源が取りにくい場所でもそのまま測定できる。

ISO/NAS表示で
2分後には結果が出る

測定後わずか2分でISO4406/NAS/AS4059の清浄度コードを表示するため、その場で結果が分かる。点検の流れを止めずに作業が完了する。

複数の油種を1台で計測可能

鉱油・燃料・Skydrolまで対応するため、油種が混在する現場でも使い回せる。台数を増やさずに済むためコスト効率が良い。

計測方式 光遮蔽法
検出粒子径範囲 -
1回の計測液量 -
計測可能周囲温度 -
外形寸法 高さ:277mm/長さ:240mm/幅:158mm
重量 8kg
原因分析
不良原因や摩耗の種類まで
突き止めたいなら
LaserNet 200(Spectro Scientific)
Spectro Scientific公式サイト
※画像引用元:Spectro Scientific公式サイト(https://www.spectrosci.com/product/lasernet-200-series)
4µm級まで検出し、
品質判断の見落としを防ぐ

4µm級の微小粒子まで安定して検出できるため、評価データの精度が上がり、品質保証の確度が高まる。

粒子の形まで見え
原因特定が早い

粒子を画像で取り込み、形状から摩擦・切削・疲労などの摩耗の種類を自動分類。発生メカニズムを特定し、再発防止の根拠づくりがしやすい。

監査対応の証跡をまとめて出力

清浄度コード(ISO/NAS)、粒子画像、形状分類の結果をレポートで出力。必要な証跡がそろった状態で提出できるため、監査や顧客説明の準備が短縮される。

計測方式 直接イメージング(CCDカメラ+レーザー照射)
検出粒子径範囲 4µm~100µm
1回の計測液量 数mL
計測可能周囲温度 -
外形寸法 -
重量 -
用途別オイルパーティクルカウンタ おすすめ3選
用途別
オイルパーティクルカウンタ
おすすめ3選