
メスナージャパンが取り扱うKlotz PZG-4は、ボトルで採取したサンプルの清浄度を評価するラボ用オイルパーティクルカウンタです。
1回の測定で旧規格と新規格の同時評価に対応し、再校正の手間を省けます。
本記事ではPZG-4の強みや仕様、サポート体制を整理しました。自社の油・燃料管理に適した製品かどうかの判断にお役立てください。
Klotz PZG-4は、ISO11171に基づく4.0〜70.0μm(c)と、ISO 4402に基づく1.0〜100.0μmという2種類の校正規格を内蔵しています。
サンプルを1回測定するだけで、両規格の測定値を同時に取得可能です。
測定データはISO4406やNAS1638をはじめ、SAE AS4059、ASTM D7619、IP 565、GJB402B-2006といった主要な複数規格で出力。
海外・国内で異なる清浄度規格への対応が求められる企業において、同一サンプルから必要な評価値を一括で得られるのはメリット。
また、NAS1638などの旧規格で管理してきた過去データと、最新のISO規格による評価を並行して比較・トレンド分析する場合に有効です。
測定部には、Klotz独自のシーリングシステムを備えた圧力容器(圧力ドーム)を搭載。
ドーム内を負圧にしてボトル内の気泡を除去(脱泡)した後、加圧してセンサーへ測定サンプルを送り込みます。
サンプルの供給にはダブルピストンポンプシステム(DPS)を採用しており、10 mL単位での正確な制御を実現しました。
粘度350cSt(約350mm²/s)未満の一般的なオイルにはLDS 45/50、燃料など低粘度液体にはLDS 30/30と、流体に合わせてセンサーを使い分けます。
オイル中の気泡は粒子カウントにおける誤検知の主因となりますが、測定前の脱泡工程によって数値のばらつきを抑制可能です。
本製品の主要な適用分野は、油圧オイル、トランスミッションオイル、各種燃料、洗浄液の汚染制御です。多様な流体管理に対応します。
工場内の油圧ユニットやギアボックスから採取したオイルボトルをラボへ集約し、定期測定を行うことで、摩耗粉の増加傾向を早期に検知。突発故障の予防保全へ活かせます。
洗浄工程では、洗浄液をサンプリングして残留粒子レベルを監視し、フィルター交換時期の判断や部品洗浄条件を適正化。
燃料系ラインにおいては、海外顧客向けのスペックと国内ラインの基準を同時に満たしているか確認する作業を効率化できます。
複数ラインや異なる油種を1台で評価できるため、測定器を過剰に増やさずに統合的な汚染度管理が実現可能です。
ボトルサンプルを圧力ドームにセットし、真空脱泡後に加圧してレーザーセンサー(LDSシリーズ)でカウントするラボ用バッチ式パーティクルカウンタシステムです。

| 計測方法 | レーザー方式 |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 4.0~70.0μm(c)sensitivity according to ISO 11171(for ISO 4406 etc,) 1.0~100.0μm sensitivity according to ISO 4402 (for NAS1638) |
| 1回の計測液量 | 測定サンプル量10mL~1000mL |
| 計測可能粘度 | 350cSt (pressure 4 bar, laser sensor LDS 45/50) |
| 外形寸法 | 高さ700 × 幅230 × 奥行440 (mm) |
| 重量 | 約16kg(コンプレッサー含まず) |
メスナージャパンでは、Klotzをはじめとする欧州メーカー製産業機械の輸入販売を行っており、日本国内の製造現場へ高性能機器を展開。
単なる販売にとどまらず、導入後の保守、校正、修理、さらには設計や施工・設置まで一貫して支援しています。
Klotz製オイルパーティクルカウンタについて、メスナージャパン公式HPの「デモテスト及びテスト機貸出のお問合せ」ページからデモテスト・テスト機貸出の相談が可能です。
ただし、PZG-4個別のデモ機・レンタル可否や条件は明示されていないため、利用を希望する場合は問い合わせフォームや電話で直接確認する必要があります。
1回の測定でNAS 1638等の旧規格とISO 4406等の新規格を同時に評価できるラボ用測定器です。
規格の異なる清浄度評価を効率化したい、ラボで多種類のサンプルを確実に評価したいといったニーズに応えます。
一方で、インライン方式での常設監視や現場での携帯測定などを主目的とする場合には、他方式のパーティクルカウンタも比較検討するのが妥当です。
当メディアでは、設備の状態モニタリング、巡回点検、原因分析など用途別におすすめのオイルパーティクルカウンタを紹介しています。各製品の違いを見比べて、自社に合う製品を選ぶ参考としてください。
| 会社名 | メスナージャパン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市港北区新横浜2-15-10 YS新横浜ビル5F |
| 電話番号 | 045-479-8932 |
| URL | https://moessner.co.jp/ |

配管に据え付けてデータを自動取得する方式により、抜き取り式では捉えにくい摩耗粉の傾向的変化を計測。設備状態を点ではなく傾向で把握可能。
装置ごとに異なる摩耗粒子のサイズに合わせて測定レンジを8つ設定可能。固定粒度では見逃してしまう変動も検知し、状態監視の精度が安定する。
PCから遠隔で状態変化の傾向を確認でき、夜間や遠隔設備でも見落としにくい。履歴はLAN経由で自動的に蓄積され、現場での記録作業を省ける。
| 計測方式 | 光遮蔽法 |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 5~150µm |
| 1回の計測液量 | 約20ml |
| 計測可能周囲温度 | RT(室温)~60℃ |
| 外形寸法 | 高さ290(+脚15)×幅285×奥行390(mm) |
| 重量 | 約22kg |

電源不要のバッテリー駆動で、成形機の裏や建機ヤードなど、電源が取りにくい場所でもそのまま測定できる。
測定後わずか2分でISO4406/NAS/AS4059の清浄度コードを表示するため、その場で結果が分かる。点検の流れを止めずに作業が完了する。
鉱油・燃料・Skydrolまで対応するため、油種が混在する現場でも使い回せる。台数を増やさずに済むためコスト効率が良い。
| 計測方式 | 光遮蔽法 |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | - |
| 1回の計測液量 | - |
| 計測可能周囲温度 | - |
| 外形寸法 | 高さ:277mm/長さ:240mm/幅:158mm |
| 重量 | 8kg |

4µm級の微小粒子まで安定して検出できるため、評価データの精度が上がり、品質保証の確度が高まる。
粒子を画像で取り込み、形状から摩擦・切削・疲労などの摩耗の種類を自動分類。発生メカニズムを特定し、再発防止の根拠づくりがしやすい。
清浄度コード(ISO/NAS)、粒子画像、形状分類の結果をレポートで出力。必要な証跡がそろった状態で提出できるため、監査や顧客説明の準備が短縮される。
| 計測方式 | 直接イメージング(CCDカメラ+レーザー照射) |
|---|---|
| 検出粒子径範囲 | 4µm~100µm |
| 1回の計測液量 | 数mL |
| 計測可能周囲温度 | - |
| 外形寸法 | - |
| 重量 | - |